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摂食障害の治療【認知行動療法②】

摂食障害の治療【認知行動療法②】

食生活日誌の記録をつける

食行動の自己観察記録である食生活日誌を毎日記録しましょう。

これは自分自身の食行動の実際を知り、過食に陥りやすい状況を把握するために行います。

実際起こっていることを記録することは問題を明確にし、これを克服していくための第1歩です。

体重測定は週1回行いましょう。

体重測定時の本人の態度で、体重に対する過剰な関心や肥満恐怖の程度が推定できます。

食生活日誌の例

 月 日( )  月 日( )  月 日( )  月 日( )  月 日( )  月 日( )  月 日( )
空腹感
満腹感
間食または
過食の内容
過食の回数(回)
過食の時間
( 時から 分間)
過食前の感情と思考
または過食のきっかけ
嘔吐(回)
下剤(錠)
便回数
睡眠時間
生理
身体のことで
気になること
過食に対する対処
手段と今日1日の
反省

食生活日誌の記載の仕方

これは、あなたの日々の食生活を詳しく知り、治療上役立てるために行うものです。

はじめは面倒に思いますが、すぐに慣れ、役立つことが分かります。

1.最初に食べたり、飲んだりした時刻を記入してください。

2.次に食事や過食中に食べた物や飲んだ物の内容をそのとど記入してください。あとでまとめて書かないようにしてください。

3.摂取カロリーは記載しなくても良いですが、数量についてはおおよそでよいですから記入してください。

4.食べたり飲んだりした場所についても記入して下さい。

5.嘔吐したときや下剤を使用したときには、これを記入してください。

6.あなたの過食のきっかけになったと思うことをできるだけ記入してください。

例えば母親と口論したとか、その他些細なことでもできるだけ記入してください。

そのときの自分の気分についても記入してください。

7.体重を測定したときは、それを記入してください。

事項はこちらです。→摂食障害の治療【認知行動療法③】