【安定剤】グランダキシン®/トフィソパムとはどんな薬【抗不安薬】

グランダキシン®/トフィソパムを処方された方へ

一般名

トフィソパム tofisopam

製品名

グランダキシン

剤型

錠剤 50mg

後発品

グランパム、トフィソパム、バイダキシン 錠剤50mg、

適応

自律神経失調症、頭部・頸部損傷、更年期障害・卵巣欠落症状における頭痛・頭重、倦怠感、心悸亢進、発汗等の自律神経症状

用法・用量

1回50mg、1日3回

半減期

1時間未満で12時間後には血中からほぼ消失します。

グランダキシン®/トフィソパムの特徴

ベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類される、いわゆる安定剤です。

他のベンゾピアゼピン系薬物と違い、抗コリン作用が弱く、筋弛緩作用も弱いため、急性狭隅角緑内障と重症筋無力症へは禁忌ではありません。(慎重投与になります。)

最高血中濃度は1時間後であり、作用発現速度は中等度です。

血中半減期は1時間未満で、12時間後には血中からほぼ消失し、短時間作用型に分類されます。

グランダキシン®/トフィソパムの薬理作用

自律神経系の緊張不均衡改善作用を有しており、刺激による反応である血管収縮や瞳孔系増大や、ストレス負荷時にみられる交感・副交感神経間の緊張不均衡を改善させます。

鎮静作用、抗不安作用、筋弛緩作用、睡眠増強作用はほとんどありません。

グランダキシン®/トフィソパムの有効率

自律神経失調症、頭部・頸部損傷、更年期障害では約60~70%、卵巣欠落症状では45%の有効率が報告されています。

グランダキシン®/トフィソパムの副作用

眠気・ふらつき、口渇、悪心・嘔吐、脱力・倦怠感等の報告がありますが、約1%とかなり少ないです。

またグランダキシンに限らず、ベンゾジアゼピン系薬物において、脳器質障害のある方では作用が強くでたり、呼吸不全のある方では呼吸機能が低下することがあり注意が必要です。

アルコールとの併用で相互に作用が増強し、併用しないようにしましょう。

まとめ

グランダキシン®/トフィソパムは効果は比較的弱めですが、副作用も少ないため、お薬に過敏な方、副作用が気になる方には使いやすいお薬です。

効果が弱いため、他のベンゾジアゼピン系薬剤と比べると依存のリスクも低めで、中止するときの反跳性不安も少なめと考えていいでしょう。

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